*2019年10月5日 更新しました*
コンタクトレンズは使用期間に定めがあり、1日使い捨てや2週間使い捨て、1ヵ月使い捨てなどがあります。メーカーにもよりますが、値段や使い勝手を考慮してそれぞれのライフスタイルに合わせたタイプを選ぶ必要があります。使用比率が高いのは1日使い捨てタイプと2週間使い捨てタイプです。これからコンタクトを購入する人にとって、どちらを選べば良いのか悩みどころですよね。
1日使い捨てタイプの特徴は?
1日使い捨てタイプは、その名の通り、洗浄・保管の必要のない、1日で使い捨てるタイプです。多くのメーカーから様々な特徴を備えた製品が販売されているため、瞳の状況や重視すること、使い心地によって自分にあったレンズを選びやすいというメリットがあります。使い勝手が良いため取付けと取外しが非常に楽で、忙しい朝も時短になることや、決まったシーンでしか付けたくないときに便利な反面、コンタクトレンズの中では最も高いコストがかかります。あるコンタクトレンズ通販サイトの独自調査によると、レンズケア用品の値段等を含めても1日使い捨てタイプは2週間・1ヶ月使い捨てタイプの倍コストがかかるのだとか。コスト面を重視したいのであれば、2週間使い捨てタイプを使うのがおすすめです。あるいは、WAVEのように1日使い捨てタイプの中でも、高品質でありながら値段の安いコンタクトレンズを買うこともおすすめです。店舗販売ではなく通販サイトのみの販売に絞っていることや、製品企画から販売までを一貫して行っていることが、高コスパの実現に繋がっていると言います。
2週間使い捨てタイプの特徴は?
2週間タイプは毎日コンタクトをつける人におすすめです。2週間使い捨てタイプは1日使い捨てタイプと比べて、コストを抑えることができます。しかし、同じレンズを何日も使うという都合上、毎日のレンズケアが必須となります。レンズとは別に、コンタクトレンズ洗浄液とケースの購入をしなければなりません。さらに、衛生的に保つためにレンズを洗って保管をします。これを毎日繰り返さないといけないので、面倒くさがりの人には向いていないでしょう。レンズの洗浄が不十分であると結膜炎などの眼病などの原因となるため、注意が必要です。正しい洗い方はコンタクトレンズメーカーの公式サイトや動画サイトでも見ることができます。2週間使い捨てタイプを既に使っている人もそうでない人も、1度確認してみると良いでしょう。
手軽さかコストか、自分が重視していることを明確にしてから購入しましょう。実際に、2つの使用期限のコンタクトを試してみて、自分に合っている方を選定するのも良いかもしれませんね。
使用期限は必ず守ろう
1日使い捨てタイプにしろ、2週間使い捨てタイプにしろ、安全に使うためには使用期限はしっかりと守るようにしましょう。特に10代の若い世代で、2週間使い捨てタイプを2週間以上使う、1日使い捨てタイプを洗浄して翌日以降も使う、といった誤った使い方をする人が増えています。これは眼病のリスクを高め、失明などを引き起こす原因となるので絶対にやめましょう。
また、2週間使い捨てタイプを使っている人は、洗浄液の使用期限にも気を付けましょう。多くの方が使っている、洗浄、すすぎ、保存までを1本で行えるMPSタイプの洗浄液は開封後1ヶ月が使用期限です。正しい方法で洗浄をしていても、その洗浄液が古いものでは殺菌効果も低減してしまいます。箱や容器に開封日を記入し、1ヶ月が過ぎたら破棄するようにしましょう。